アメリカ大学授業料は毎年高くなり続けていて
厳しいのですが、それでも”一発逆転授業料無料!”の方法が
ないわけでもありません。その秘密の方法を
チェックしてみます。アメリカ在住高校生・親の方必見です。
ついでに➡➡➡↗↗↗右(???スマホの場合は一番下)のFeedlyボタンでフォローお願いします!
アメリカ大学授業料
アメリカ大学授業料は最近こんな感じです。子供が生まれてから、
大学に入るまでの18年間、これだけ毎年かかる費用をセーブする
のはかなり辛いのが実際です。
大学進学適正試験(SAT)の運営母体であるカレッジボードの調査によると、4年制大学の昨年の年平均授業料は、私立32,405ドル(約380万円)、公立9,410ドル(約110万円)と、過去20年で70~110%も増加しています。寮などの費用を含めると、私立43,921ドル(約520万円)、公立19,548ドル(約230万円)に上ります。
大学は無料化すべきか?アメリカで議論が活発に
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakamegumi/20160129-00053913/
アメリカ大学授業料無料?
アメリカ大学授業料は通常の場合は高くて辛いのですが、
多少の条件付きで無料にする手もあります。
最近こんな記事もあったのですが、アメリカも日本同様高いですね。。。
日本は400万円以上!ドイツの大学が、授業料を全て「タダ」に
http://tabi-labo.com/52269/schoolfees/
ドイツ「大学の授業料を全額無料化するよ」…海外の反応
http://labaq.com/archives/51835557.html
無料にする条件とはこんな感じです。
- アメリカ大学トップランキングスクールと比べるとランキングは低い。
- 大学によって条件はまちまち。そのため自分で細かくチェックする必要あり。
- もちろんですが無料になる(またはそれに近い)大学の数が少ない。
- そのため、競争率は高い。
- 以下で述べるテスト高得点の条件をパスするのは以外と難しい。
ですが、ここで言いたいのはこれは”不可能ではない”ということです。
アメリカ大学授業料無料?一発逆転?
アメリカ大学へ願書を送るときに通常以下などが必要になります。、
- スタンダードテストのスコア
- GPA(高ければ高いほど良い)
- エッセイ
- 推薦状
- 課外活動の内容
このリストを見てしまうとかなり大変なのですが、ここでは一発
逆転が可能なNMFを紹介します。
PSAT・NMFとは
PSATとは
大学進学適正試験(SAT)の前座試験のことで通常アメリカ
高校3年(Junior)の時に学校で受けます。実際のSATより
多少は簡単?と言う意見もありますが、
それほど簡単なわけではありません。
The PSAT/NMSQT (or National Merit Scholarship Qualifying Test) is a preliminary version of the SAT. Not only does the PSAT help prepare students to take the SAT or ACT, a great score on the PSAT can also open the door to National Merit Scholarships and other awards.
The PSAT® at a Glance
http://www.kaptest.com/psat/kaplan-psat-prep/all-about-the-PSAT
NMFとは
National Merit Finalistのことでこの資格をもらうと
いろいろな大学から授業料無料などの奨学金オファーが来ます。
この奨学金はNational Merit Scholarship Programから出されます。
この前座に当たるのがNMSF(National Merit Semi Finalist)で
この資格はPSATの試験のスコアだけで決まります。
NMSFの合格スコアは州によって毎年違うのですが、通常240点満点中
200−210以上が目安です。難しさについてはいろいろ個人意見が
ありますが、僕の現在住んでいる州であると地元の高校では
1校につき一人か二人、州内のトップスクールと言われている
ところでも1校で10人程度と、この合格スコアを取るのは
かなり難しいと言うのが本音です。
このサイトで最近の合格スコアが見れます。
The class of 2017 faces an unusually high amount of noise surrounding the National Merit Scholarship Program and state cutoffs for Semifinalists.
http://www.compassprep.com/national-merit-semifinalist-cutoffs/
PSAT・NMFの準備?
[ad#ad-1]
PSAT・NMFの準備としては一般的ですが、がむしゃらに参考書、
問題集などをつかって長い時間準備をします。個人差がありますが、
数ヶ月から半年は少なくとも準備が必要です。
この問題集は結構いいです(長女の経験から言って)。
NMFの奨学金
NMFの奨学金のリストは毎年変わるので個々の大学の
Financial Aidのサイトをチェックする必要があります。
とくにこの1年でたとえば授業料と宿舎、その他諸々の全奨学金
(Full Ride Scholarship)を提供していた大学も、今年からその
特権を少なくするようなところも出てきています。そのため、
過去の情報は参考程度にとどめてください。
実際にはこのサイトなどがどういった奨学金を提供してくれる
大学があるのかリストにして書いてあります。自分の州内の
行きたい大学があるか、その他どの大学が入っているか
チェックすることを薦めます。
53 Colleges Offering Full Tuition Scholarships for National Merit Finalists
http://thecollegematchmaker.com/52-colleges-offering-full-tuition-scholarships-national-merit-finalists/
C.L. on November 2, 2015 at 11:13 amI was an in-state Arizona National Merit Finalist, and the combination of scholarships available for National Merit Finalists at Arizona state is far, far more than a full ride if you happen to be an Arizona resident. When combined with the low cost of in-state tuition and the other academic scholarships available for high GPA and such, it was enough to cover tuition, fees, life expenses, and enough left over for savings for grad school. Plus, Barrett Honors College provided an unrivaled learning experience. If you study a major where ASU excels, like biochemistry, engineering, or business, you will get an Ivy-quality education at ASU.
このコメントを見ると僕もMBAをやったアリゾナ州立大学に
ついて書いてあり、全奨学金よりも良かったというようなことも
書いてあります。そのためこれらの情報は要注意です。
ちなみに僕の長女は2年前にNMFでしたので、州内の州立大学からは
Full Ride以上(iPadがついてきて、夏には研究費用がでるなど)の
奨学金のオファーがありました。最終的にはこの大学には進みません
でしたが、一般の生徒にしてみればこの奨学金オファーは夢のような話かと思います。
最後に
”アメリカ大学授業料無料?一発逆転PSAT・NMF?”を最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。
もちろん上にあるすべての項目(GPA,エッセイなど)を高校に入った
後に一生懸命頑張るのは重要ですが、このNMFも常に意識することが
大学オプションの一つになると考えることが重要です。
こちらもオススメ!
「アメリカで成功する秘訣」 一覧
こんなのも読んでみませんか?
YoutubeからNational Merit Scholarshipについて学んでみましょう。
この記事が役に立つと思われたら、
◀️◀️◀️↖↖↖左のソーシャルボタンで共有して友達にも教えてしまいましょう!