小保方晴子氏(元理研研究員)のSTAP細胞騒動から
2年経ち、今になって”誰かにSTAP細胞の研究を続けて
いただきたいという願い”を込めて、
が本人から始められたようですが、その中で
ハーバード大レベルのレポート、論文になるように
英語の部分をチェックしてみます。
※ 読者の方々、多数のコメントどうもありがとうございます。
時間が取れ次第お返事します。英語の内容のコメントはWelcome
ですがそれ以外の中傷的なコメントには返事をしませんのでご了承ください。
??? あわせて読みたい注目記事! ? ? ?
小保方晴子とは
小保方晴子さんは2年前から若手才能研究者として
STAP細胞の一人者としてよく聞くようになりました。
「リケジョの星」として注目を集めたが、自身の博士論文も含めて論文不正や研究実態の疑義が問題となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BF%9D%E6%96%B9%E6%99%B4%E5%AD%90
STAP HOPE PAGEとは
STAP HOPE PAGEとは小保方晴子さんが
研究に専念できない今、その他の研究者に
STAP細胞の研究の秘密を書いたサイトのようです。
ホームページはここから
https://stap-hope-page.com/
このSTAP HOPE PAGEのサイトは当初アクセスが
あり過ぎて落ちたようですが、現在のところ内容が
見れる状態です。(4月3日現在)
STAP HOPE PAGE、小保方晴子の英語
STAP HOPE PAGE、小保方晴子さんが書かれている
英語を見てみると、いまいち日本人特有の英語の使い方
が多く、
ハーバード大で注意されなかったの?
と思ってしまうような英語がいろいろ見られます。
今回はそこを重点的に、これをしなければ
”世界トップレベルのハーバード大では通用しない!”
というような英語の内容をチェックします。
なかには簡単ですが、多少細かい英語の部分が
あります。これらをできないようであれば研究者失格
と言われても仕方ありません。
僕は細胞学は専門ではありませんが、最近10年ほど
ロボット工学とリサーチIT
に携わっているため、
研究レポートと論文を読んだ経験があり、その他
カンファレンスなどの参加経験が多数あります。
現在はアメリカ屈指の子供病院のリサーチIT部門に
いるのでヘルスケア関係の内容は毎日のように経験しています。
よって、これから述べる提案は
英語でネイテイブレベルの人たちと対等に勝負できる内容
ですので必見です。
STAP HOPE PAGE – HOME
これだけは知っておきたいという英語の内容だけ
チェックします。このSTAP HOPE PAGEの内容も
これらに従えばより効果的な英語のベージになると思います。
”First of all”
英語の挨拶で特にプレゼンテーションの内容で
First of allというのはよく使われます。
First of all は通常Secondly, Thirdly/Finallyなどつながり、
順序をわかりやすくする英語として良く知られています。
このGreetingsの段落は4段落で書いてあるので、
- First of all, I would like to express…
- Secondly, my goal in starting… => I am still under medical treatment(まだ治療を受けている)というところは読み手からしてみればかなりこの事件に対して不満を持っている人もいるようなので、”だから何?”と思う人も多いかもしれません。よってこのパラグラフは2つ目のパラグラフの後につければいいです。
- Finally, it is my sincere…
こうクリアに区切ることによって読みやすくなります。
▶️ オススメ! ビジネス英会話、プレゼンテーション上達の秘密
It is my sincere wish…
また最後の
It is my sincere wish…
というところは
It is my sincere hope…
にするべきです。
日本語ではWishとHopeの違いというのは
ほとんど
”願い”
というところでわかりにくいですが、英語で
Wishとはかなわないであろう願い、
Hopeは叶うであろう願いとなります。
小保方晴子さんの
”STAP細胞はあります!”
というコメントを自信有りげに言われた
テレビの場面を覚えている方いると思いますが、
ここではHopeのほうがより希望をもった叶う
であろう願いということでいいかと思います。
それともここはかなわないだろうけど、誰か頼むと
言うWishだったのでしょうか?!?
STAP HOPE PAGE – News
STAP HOPE PAGE – Newsのところで、
4月3日現在で2つほど訂正というのが載っています。
僕もロボット工学と最近ヘルスケアに携わっているため、
データの正確性
にはいつも細心の注意を払っています。
以前のSTAP細胞報道でも未熟さを後悔していた
小保方晴子さん、
ここでもどうしてしまったの?
というような不注意さが個人的に気になります。
mlとμlの書き間違い。
Method 11
Corrected: “Add 500ml of HBSS and suspend a cell pellet using a 1000μl-pipette***” to “Add 500μl of HBSS and suspend a cell pellet using a 1000μl-pipette***”
たとえば最初のやつはmlとμlの書き間違い。
これは数字的には1,000倍の差があるのですが、
これ研究関係のレポート・論文ではかなり差がありますよね?
nMとmMの違い
ATP solution 1
Corrected: “Dilute 110.57mg of ATP into 1ml of H2O(200nM in H2O)” to “Dilute 110.57mg of ATP into 1ml of H2O(200mM in H2O)”
次のエラーもnMとmMの違い、これは(ミリ、マイクロ、ナノと
もしかすると1,000,000倍の違いではないですか?
そうであると(というかこれらの細かいエラーがあるとは)、
このレポート大丈夫?
となってしまいますね。
小保方晴子さんのこういったエラーのない内容が
最初から発表されればより名誉復活の道になるかと
思うのですが。。。
… outside of the cell.
… outside of the cell.
日本人がやるエラーのなかでは多いです。と言うか
ネイテイブのアメリカ人でもしょっちゅう見ます。
これは
outside the cell.
にしてください。
動詞の型を同じ
When injected into mouse blastocysts, both ES cells and iPS cells can differentiate into somatic cells of the fetus, but they cannot form placenta. In contrast, STAP cells could contribute to both the somatic cells and the placenta, suggesting that STAP cells might represent an even more immature state.
英語の初歩でならうことの一つに
動詞の型を同じ
にするというのがあります。
たとえば、文章はすべて現在形、過去形
または未来系に統一というところです。
STAP HOPE PAGEの内容はこのTense(動詞の型)
についてはよく過去形の統一されています。
When injected into mouse blastocysts, both ES cells and iPS cells can differentiate into somatic cells of the fetus, but they cannot form placenta.
この文章では最初が過去分詞形(injected)、そして
後のが現在形です(can, cannnot)。
※コメントのご指摘があったので訂正(過去分詞形ー時制に関係なし)済です。
ここで言いたかったのは前後の文のと一緒に動詞の型をそろえる
ことです。
ですがすぐの前の文と後の文は過去形なので
We also found the culture conditions in which STAP cells could be robustly expanded as stem cell lines. In fact, STAP cells showed an intriguing difference from ES cells and iPS cells. When injected into mouse blastocysts, both ES cells and iPS cells can differentiate into somatic cells of the fetus, but they cannot form placenta. In contrast, STAP cells could contribute to both the somatic cells and the placenta, suggesting that STAP cells might represent an even more immature state.
これらはそれぞれ
could とcould not
のほうがいいです。
The character of STAP stem cells was quite similar to both ES cells and iPS cells.
この文章も意味はとりあえず通じるのですが、文法的には改善できます。
この文章が言いたいのはSTAP細胞のcharacter(特徴)で厳密には
ES cells and iPS cellsではなくて、ES cells and iPS cellsの特徴
を指します。その為、
The character of STAP stem cells was quite similar to that of both ES cells and iPS cells.
といったほうが自然です。
a first author or the first author?
I, Haruko Obokata, was a first author of both of these papers.
一番初めという意味の場合は
the first author
が適しています。
all practical experiments for STAP papers were performed in Dr. Wakayama’s lab at RIKEN CDB in Japan
このSTAP HOPE PAGEの内容ではすべてかなりのところで
Passive voice(受動態)
が使われています。
※ Passive tense を Passive voiceに訂正済。
※ 赤字の間違い訂正にはF爺・小島剛一様から細かいご指導をいただきました。どうもありがとうございました。
これは数がとても多いので、すこしだけ紹介します。
英語では一般的に受動態が好まれません。
その為この文章は
実験が行われたというより
I performed…
で私がこれこれの実験をした。
というほうがより効果的です。
[ad#ad-1]
Dr, Wakayama??
Dr, Wakayama
なぜかDrのあとがコンマになっています。
Dr. Wakayamaがいいです。
他の場所は正しいので
Typo(文字の間違い)で細かいですが、
これもしっかり公開以前にチェックできたはずです。
Important pluripotency tests of STAP cells, chimeric mouse generation and STAP stem cell line establishment, were Dr. Wakayama’s part. Chimeric contribution of STAP cells to placentas was also discovered by Dr. Wakayama.
これも典型的な受動態ですね。
Dr. Wakayama was responsible for… 若山博士が担当した、責任を持っていた。。。
Dr. Wakayama discovered… 若山博士が発見した。。。
※和歌山博士から若山博士に変更済です。
という方が一般的です。
“mature adult cells are reprogrammed to pluripotent stem cells by external stresses”
これはできればpluripotent stem cellsの前に動詞が
あったほうが意味が通じやすいかと思います。
たとえば
mature adult cells are reprogrammed to behave as pluripotent stem cells
くらいですか。
これは普通はtoの後には動詞が来るためです。
Soon after their publication, these papers were retracted in July, 2014 because of multiple errors in the figures published in the manuscripts.
英語では代名詞がクリアにわかりやすい形が好まれます。
この場合”their publication”はNature’sの出版社のことですが、(※補足参照)
publicationというのは研究関係では
だれだれ(研究者)のpublication(出版物)
ということが良くあります。
そのためここでは出版社のNatureとよりわかりやすく
するために使ったほうがいいと思います。
Soon after Nature’s publication…
がよりいいです。
※ 補足として以下読者のコメントからあるように
”これは2つの論文のPublicationのこと”
という解釈をする場合もあるとおもいます。
そのため、ここでは
1.Nature出版社が出版した。という場合 (上で説明済)
2.2つの論文が出版された後。という場合でチェックします。
2つの論文が出版された後という場合は
After I published these 2 papers, Nature retracted…
After I published these 2 papers, they were retracted…
(ここでのtheyは2つの論文のこと、すぐ前にthese 2 papersとあるのでOK。)
または
Soon after Nature’s publication…
などと言います。
どちらにしろ、ここでのポイントは曖昧になり
得る代名詞の使用はできるだけ避け、
詳しく単語で説明することがコツです。
過去形と過去完了形の見せ所
According to the final report of the STAP cell investigation at RIKEN, it was found that all chimeric mice, both of cell lines and a teratoma were derived from ES cells and not STAP cells. However, only teratoma formation from STAP like cells was already confirmed in 2010 in Dr. Vacanti’s lab at Harvard University.
ここは過去形と過去完了形の見せ所です。
理研の調査が過去にあり、その前の過去にハーバード大でもあった
(過去完了形)ということなので、
was already confirmed in 2010は
had been already confirmed in 2010
が正しいです。
The verification experiment of STAP was held in RIKEN CDB in 2014.
これも受動態の直しがいいでしょう。こんな感じです。
文字数も少ないですし、しっくりきます。
Ricken CDB performed the verification experiment of STAP in 2014.
In addition to 24-hour video surveillance, I was monitored my every move and my every action was documented by surveillance agents.
自分の動きを監視された
I was monitored my every move…
は受動態をつかったほうがより自然な数少ない状況です。
My every move was monitored…
のほうが自然かもしれません。
Therefore, I could not even know whether my experiments went well or not. I was only allowed to perform the same task over and over every day in bad physical and mental condition.
I could not even knowは意味は通じますが
アメリカ本場では
I could not even tell
のほうが自然でよく使われます。
Notwithstanding, my part of STAP study, and STAP phenomenon, was surely confirmed in the verification experiment.
Notwithstandingはほとんど文の始めではつかわれません。
また主語・述語のミスマッチがあります。
ここでは
However, my part of STAP study, and STAP phenomenon, were surely confirmed in the verification experiment.
のほうがいいです。
というのはSTAP studyのあとにコンマがあるため、
my partとSTAP phenomenonが2つに分かれ複数形になるためです。
my part of STAP study and STAP phenomenon was surely confirmed
であれば単数のwasでもいいです。ここではmy partが単数主語になるためです。
また、実際私のやったことが主語なので、受動態でも意味が通じます。
英語のミスマッチについてはここから!
My PhD was forfeited by Waseda University in November 2015. I published a book in January, 2016 entitled “Anohi” (meaning ‘that day’ in English) describing the series of events regarding STAP. I opened “STAP HOPE PAGE” in March 2016 to assist future researchers investigating into the STAP phenomenon.
これも受動態を直しましょう。
Waseda U foreited…
Protocol
Liver would be easier than other tissues.
意味は通じますが、これはLiverの細胞のほうが他のTissuesの細胞より簡単
ですよね(LiverがTissuesより簡単より)?
Liver cells would be easier to ***** than other tissues’.
などのほうがより適切かと。
また、ここではtissuesがすでに複数型なので
そのObject(所有)を表す場合は
tissues’
(アポストロフィが最後)
になりますので注意してくださいね。
These photos were taken during the STAP verification experiment in Riken CDB
文の最後はピリオドをしっかり打ちましょう。
These photos were taken during the STAP verification experiment in Riken CDB.
です。
Results of the STAP verification experiment
The gene expression analysis results were taken from each cluster in the upper panels. The ID numbers (such as ATP-No.1) in the photos and in the gene expression profile are identical. For example, the gene expression results from ATP-No.1 was obtained from the cell cluster of ATP-No.1 in the photo panel.
The cell culture was performed by Haruko Obokata. Photography and gene expression analyses were performed by other members in the STAP verification experiment team.
受動態がメチャメチャ多いですね。。。上に習って直してしましょう!
※ 以下コメント4からあるように
”生物学では受動態を良く使う。”
という意見もあるようです。
ここでは受動態が多くて
すこし読みづらいということにしておきます。
最後に
”STAP HOPE PAGE、小保方晴子の英語が洒落にならない”、いかがでしょうか?
小保方晴子さんには頑張っていただきたいです。
ちょっと長くなりましたが最後まで読んでいただきどうもありがとうございました。
こんなのも読んでみませんか?
この記事が役に立つと思われたら、
◀️◀️◀️↖️↖️↖️左のソーシャルボタンで共有して友達にも教えてしまいましょう!
[…] http://colospgs.ryudesigns.com/2016/04/stap-hope-page-obokata.html […]
their publicationのtheirは、2本の論文のことを指していると思う。
ただ、publicationにくっつく所有格が論文著者を指す意味に取られる事が多いというのは同意。
だから、直すとしたら、Soon after the publication of these papers がいいかな。
コメントとご指摘どうもありがとうございました。
説明間違いのところがあったと思うので、本文に補足させて頂きました。
たくさん勉強になりました。
1つだけ:時制に関する、ご指摘の中で、When injected~のinjectedを過去形だととっておられますが、主語が省略されていることを考えれば、これは過去分詞なのではないでしょうか。「(主節の主語のものが)注入されると・・・」というように使っているように思います。間違えていたらすみません。
コメントとご指摘どうもありがとうございました。
過去分詞と取られる解釈ももちろんあると思います。
ここではこの文の前後の内容からcanとcannotは過去形であるべきと
感じます。
というのは前と後の文が両方過去形なので、
真ん中のこの文で現在形となると多少不自然かと。
トフルやSAT/ACTなどのスタンダートテストでは
周りの文から見て動詞の型を合わせるという問題がよくあります。
人が作り出す機械工学とは異なり、生物化学の場合は、受動態で表現するのが正しい姿です。
生物化学の基本的な思想をご存じない方の評論です。
コメントとご指摘どうもありがとうございました。
(僕は生物学専門でないということを前提にして)
生物学では受動態が自然というのは同感ですが
ほとんど出版された論文のなかでは
通常体外受動態と能動態が半々(?)くらい
または能動態が多く感じます。
こういった実験をした。という場合
We performed… (または I performed…)
という場合は数多く例があります。
また英語では似たパターンの文章を嫌う傾向があります。(読む側で退屈になるのを防ぐため)
実際、手元にあるNatureの2016年3月3日、Vol 531
をさっと見てみましたが、一般的にどの分野でも能動態が圧倒的に多いです。
この44ページには”Stem cells make the bowel nervous”
というアメリカ屈指のフィラデルフィア子供病院、Heuckeroth先生の内容も見ましたが、それも能動態が圧倒的に多いです。
これについては議論が多くなると思いますので、
ここで言いたかったのは個人的に
”受動態が多すぎてすこし読みづらかった”
ということだけにしておきます。
また補足点として記事内に記しました。
あなたの英語の指摘は正しいが、どれも致命的な間違いではない。それどころか揚げ足取りと、自分のNative英語力の知識披露にすぎないものが多い。一方でこのwebpageを引用して小保方博士がまるで英語が全く駄目なにレベルのヒトの様に表現されているページが散見される。言うまでもなく彼女以下の英語力の30代前半の研究者の方が出来る人間より多く、彼女の英語力はそこまで非難されるべきものではない。よって、その様な誤解を招くやり方は控え、少なくても彼女の英語力が研究者の平均以下の様な言い方をした事に関しては訂正すべきであろう。
興味深く拝読しました。
When injected~のinjectedは過去形ではなく過去分詞でありよくある受動態の形だと思います。ご確認ください。
コメントとご指摘どうもありがとうございました。
上の3の返答でどうでしょうか?
英語に関してはproof readingをしてもらっていないのでしょう。内容については
STAP stem cellを含めてSTAP cellの多潜能性をPluripotentと表現しているのかもしれませんが、もしES cellやiPS cellと違って臍帯や胎盤を形成する潜能性(更に未分化)を強調する場合はTotipotentと表現するべきです。
個人的にはSTAP cellの存在には半信半疑でが,STAP現象は起きる可能性はあると思っています。理由は、
1. 弱酸で細胞を処理すると二重鎖DNAの一部は三重鎖DNAを形成する事が知られています。もしプロモータ領域で三重鎖が形成されれば遺伝子の発現を制御し細胞が脱分化を起こす可能性があります。
2. iPS細胞が証明した様に遺伝子の発現プロファイルが変わればがん細胞以外の正常体細胞でも脱分化します。
3. 理研が結論した「ES cellの混入」だとすればキメラマウスの臍帯や胎盤が緑色蛍光を発光する説明が出来ません。ただし、全身が緑色蛍光を発光するマウスの写真を使ったのならそれは別の話ですが。
これは個人的な考えで間違っているかもしれません。その際にはご教示して頂ければ幸いです。
コメントとご指摘どうもありがとうございました。
Totipotentと表現するべきのところと
STAP現象の内容は僕の知識ではどうとも言えないのでコメントを控えさせていただきます。
[…] あるいは、他の人にSTAP細胞を作ってもらいたいんだだろうから、そして文章の長さに制限がないんだから、ミスのない丁寧な説明にすべきだよな。本当に実験やった・できたんだろうか?英文論文は書いたことがないようだ。英語については、丁寧な添削があるよ。「STAP HOPE PAGE、小保方晴子の英語が洒落にならない」だ。 […]
すみません、最初の方のwishとhopeの違いのところまで読んだ時点で、あれ?と思ったので、投稿させて頂きました。私の経験上は、wishとhopeにそこまで明確な違いを持ってnativeは使って無い気がします。そして、あえて差をつけるとすると、wishとhopeは、説明された内容とはちょうど逆な感じがします。wishをよく見る機会は、送別会などの色紙とかに、Best Wishesと入れたり、クリスマスの、I wish you a merry Christmas が有名だと思いますが、これらが、叶う可能性が低いことを願っているとは思えないです。逆に、私が、会話の中で、I hopeというのを使った時、みんなにとって叶ってほしい願いだったために、話した相手に苦笑いされて、you hopeなんだね(^_^;)と言い返されました。これは、君は叶わないと思ってるんだね、というメッセージでした。もしかして、筆者さんもそこはそういう理解だけど、単純に書き間違えただけかな?と思って、もしそうだったら、これを読んで覚えた日本人の人がかわいそうなので、訂正してあげると良いと思います。そうではなくて、私の経験が違ってるようでしたらごめんなさい。
さきほど、wishとhopeのことでコメントを書いたものですが、あのあと、他にも色々使われていたシーンを思い出してみて、確かに、wish の方は、I wish I could~で使われているシーンがよくあったなぁというのを思い出しました。そこは、仰る通り、できなさそうなことを「できたらなぁ」と言っているシーンでよく聞いた言い回しなので、私の指摘はあまり適切ではなかったかもしれません。すみません。
コメントどうもありがとうございました。UPennでの研究・勉強がんばってください!
上のコメント者がwish/hopeの違いについて、前言撤回されてしまったようなので、今度はワタクシが指摘いたします。
引用『英語でWishとはかなわないであろう願い、Hopeは叶うであろう願いとなります。』
これは、間違いです。wishとhopeは、願いが叶わないであろうと思われるか否かによって使い分けるものではありません。wishは自発的な願い・希望を表現します。 hopeは、願いが叶いやすいか否かにかかわらず、実現には自分の思いだけではどうにもならないような場合に用います。
論文などで It is my (our) hope … /I (we) hope…が It is my (our) wish…/I (We) wish…より多く使われるのは、後者だとやや個人的な感情の表現になり、相応しくないからだと思います。
先にコメントされたtsuyoshiさんの経験談で I hope と言ったら You hopeと苦笑された、というのは、「希望するだけじゃ、頼りないよ(何かアクションをとろう)」と言う意味だったと想像します。
wishが叶わない願いで hope が叶うであろう願いだったなら、なぜアマゾンではwish list ではなくhope listとしないのでしょう?
コメントありがとうございました。
このサイトも参考になるかと思います。(日本語でありがたく長くコメントをしている方もいます。)
How should I use “I hope” and “I wish”?
http://www.phrasemix.com/answers/how-should-i-use-i-hope-and-i-wish
確かに、アメリカ国内でもクリスマスのプレゼントなど、hope listはほとんど聞かないですよね。
wish listで”多分もらえないけどこのクリスマスのプレゼント欲しいなー”と言うような感じでしょうか。
アマゾンの例では”これは買えないけど、買いたいな”みたいな感じでwish listとなったのかどうかはわかりません。
僕も後で買うみたいな物はWish listに入れておくのですが、これは”Public”表示になるみたいなので、”多分だめだけど、誰かが買ってくれないかな”
という感じなのかもしれません。実際買いたいものは”Shopping list”でプライベート表示と言うのが”Hope list”みたいです。
またソフト開発ではFeature requestと言う感じのwish list(多分この機能は入れてもらえないだろうけど、この機能が使えればかなりいい。)などとも使う機会が多いですね。
anonymousさんと、同意見です。(ちなみに、この方への返信は無いのですね・・・)
貴殿の知識を、引け散らかしたいだけのように感じます。また、偏った考え方をWEBを利用して、拡散しているにすぎない。
貴殿は、理研や研究所で研究をされているのですか?
ちなみに私は、理研の客員をさせて頂いていた時期があったのですが、英語力云々なんて、皆さん、変わりませんよ…悪い意味で…。
貴殿は、理研という本当の組織をご存じでないに過ぎない。まぁ、貴殿に限らず世の中の人は知らないことが多いのです。
あなたがされているこのWEBページは、あなたのストレス解消のためのページで、自分に被害が被らない相手に対する嫌がらせ(いじめ)ですね。
もっと心が広くなる人間に成長されたらどうですか?
貴殿のお仕事?のなんちゃら工学で、頑張って世の中に役立つものを作ってください!
但し、その前に、貴殿が人間的成長をされることを望みますがね・・・。
心が狭く人間的成長が必要なのはどちらなのでしょうか?
彼の意見はもっともですし、
肯定的であれ否定であれ
多様性認めるべきだと思います。
そもそも、研究者人生がかかっているのですからもっと推敲はすべきでは感じました。
単位間違いなどは再現実験を行う上では致命的では無いでしょうか?
小保方氏が本気で書いたのか疑問に感じます。
専門用語は英語の方が得意なので、英語で返事します。
You mentioned “英語では一般的に受動態が好まれません。”.
This might be true in a daily sense, but from what I have done in my college (I’m majoring in a science field), basically all the ACADEMIC PAPER I have read use passive voice whenever in need.
In fact, I had even been exclusively taught to prefer passive voice than active voice in academic papers. It seems to be a common practice that people use passive voice in academic papers, or at least, in science papers.
I remember the teacher who talked on this topic said “…passive voice is preferred as the subject (personal pronoun) is not mentioned in the sentence. So as a result people would have a sense that LESS HUMAN FACTORS are affecting the experiment result.”
In fact, from all the scientific papers I have read, I do remember most papers preferred PASSIVE VOICE.
This is very different from a normal situation, where people seldom use passive voice.
長文失礼しました。
「または未来系に統一というところです。」
「未来系」という文法用語はありません。
「洒落にならない」というのは誇張のような気がします。記事のタイトルを見てシャラップ上田のレベルかと思いましたが,自分でこれだけ書ければ優秀だと思います。でも単位のミスはだめですね。英語の問題ではないですが。
まだ触れられていない部分について述べておきます:
Nature のペーパはだれが書いたのでしょうね。
もっとも、ラボによりけり。いろんな決めごとがあるので、ファーストが書く必要はないですが。この人はテクニカル・ライティングそのものの経験がほとんどないような気がします。
× 5ml
○ 5 mL
(数値と (アルファベット略の) 単位、ソフト名とバージョン番号などなどはそれぞれ別の単語です。Windows_10、USB_3.0 等々。これは例で、あまりにも該当不適切箇所が多い。L の大文字・小文字は雑誌によるので、この際不問)
× Add 500μl of HBSS and suspend a cell pellet using a 1000μl-pipette***
○ Add 500 μL of HBSS and suspend THE cell pellet using a 1,000-μL pipette***
(3 箇所訂正)
定冠詞・不定冠詞の不適切、冠詞抜け、単数・複数の不適切等、他多数。
もっとも、わざわざ英語で書いてあるのに、ウェブサイトにコードセットの指定をしていないこと自体、信じがたい。
anonymous へ:
他の研究者をバカにしすぎている。平均はもっと上である。
彼女の英語力は、指摘されるだけのことはある (米国留学経験があることは事実であるが、それが信じがたいほど)。
もっとも、彼女の英語を指摘するためのこのサイトの目的に、あなたの指摘が適っていない。自分で擁護するサイトでも立ち上げたらどうか。
hoge hoge:
生化学がその分野特有の背景から受動態を好むということなどあり得ない。
しかしながら、受け身を使いがちになるのは、実は日本人を含めた東アジアの研究者だけが指摘されているわけではない (アジア人を特に意識しているわけではないところのテクニカル・ライティングの教科書では、受動態を極力避けるよう、昔からよく指摘されている)。
特に、たとえば、Xyz analysis was employed to investigate ~. などの文は「文法的に誤り」でもある。
Tsuji:
最初の英語に関する部分以外は、ここに書く意味がない。
私は個人的に (さまざまな情報と自分の知見とを総合して) STAP 細胞なるものは存在しないと信じているが、それが英文に対する私の指摘にリンクしているということはあり得ない。だから、追試を経て科学的には真であるとされている場合でも、おかしな英文は指摘する。ただ、そういったものについては、こうした場が設けられていないだけである。
彼女の英文のサイトが有意義なものであると思う人は、(よりよくするために)彼女にこの場を教えてあげればよい。
「間違いを指摘するな」などという意見は、もってのほかだ。それが直接自然科学に関係ないものであっても、科学者の風上にも置けない姿勢である。
科学者たる者、政治圧力に強く、真実に対し弱くあれ。
Jutaro様、たくさんのコメントとご指摘どうもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Jutaro : 英語が良くできて研究にも明るく不正を許さない正義感、素晴らしい。しかも多くの意見に上から来る漢字キュンとしますwwきっと忙しい日常にもかかわらずこういう末端のサイトにも足を運び寝る間を運んでカタカタする情熱はなんてすばらしのでしょうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
このサイトと合わせて読みたいですね。
http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1011.html
canをcouldに統一すべきではありません。ES細胞とips細胞はすでに実在していて作用が明確なのだから、現在形が良いのです。STAP細胞はそうではない(少なくとも、明確に検証実験するレベルには至っていない)のだから、一種の仮定法的表現でcould, mightを使うのが適当です。