羽生結弦のデニステン妨害事件と、ボストンで ??
先日起きた内容で、いろいろコーチ達が意見を言っている
のですが、その中で気がついた難しい英語を紹介します。
羽生結弦とは
羽生結弦選手をもう知らない人いないでしょう?!?
愛称は「ゆづ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%94%9F%E7%B5%90%E5%BC%A6
デニステンとは
デニステン選手の詳細はこちら。
カザフスタンのフィギュアスケート選手
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%B3
羽生結弦のデニステン妨害事件とは
こんな事件が起きたんですね。
羽生結弦がテンのマナー違反に激怒「それはねえだろ、お前!」
http://jin115.com/archives/52125253.html
羽生結弦のデニステン妨害事件から学ぶ難しい英語
羽生結弦のデニステン妨害事件から学ぶ難しい(?!)英語
というのが本題です。いろいろ英語のサイトを
みましたがその中から
これだけは知っておきたい!
という内容を紹介します。
トフル・トイックを始めアメリカ現地でのSAT/ACTテストでも
これらは結構出てくる時があるのでサクサクっとマスターしてしまいましょう!
「それはねえだろ、お前!」
ところで最初にどこの日本のサイトでも
「それはねえだろ、お前!」
というのが載っているのですが、
羽生さんがテンさんに英語で言ったのか、それとも
日本語で言ったのか定かでないですが、サイトによって
違った解釈で書いていたのが面白いかと。。。
羽生結弦選手が、デニステン選手に練習を妨げられて激怒したらしいです。ただ、「それはねえだろ、お前!」発言を本当に羽生君がしたのかはちょっと疑問です。今時のコメントっぽくない気もしますし日本語以外の発言を訳したっぽい感じです。
羽生君は英語ペラペーラらしいので、恐らくは「You , it would not !」、とかこの辺りのコメントを発したのだろうとは思いますが。
=>”日本語以外の発言を訳したっぽい感じです。”というのは同感で、
なんかいろんな訳されているみたいです。
ところで「You , it would not !」は全く言わないですのであしからず。
もしかすると
”You, idiot!!” (その間抜け!!)
だったらあったかもしれませんけど。
僕の次女もスケートをやっていたので似た様な
光景は見たことありますが、
実際英語で入ったとすると、
Watch out! (気をつけろ!)
とか
Move out! (どけ!)
ぐらいだったと思います。
Hey, you! (よう、お前!)みたいなのも前後に
ついていたかもしれません。
というのは激突する瞬間というのは時間が
迫ってきているので、いろいろなサイトで
紹介されている長々とした英語で
それはねえだろ、お前!
という時間は多分なかったと思います。
ちなみにこんな英語で書いているサイトがありました。
“Was that really necessary?” Hanyu yelled at Ten, according to Japan’s Kyodo News.
“Was that really necessary?”というのは
それが本当に必要だったの?
という感じですが、
明らかに無理に日本語から英訳されているような気がします。。。
こういうのもありますよ。
According to Japan’s Nikkan Sports daily, his latest scare enraged Hanyu, who slammed his fist into the wall and yelled at Ten: “Hey, you, there’s no need for that!”
“Hey, you, there’s no need for that!”は
お前そんなことする必要ないだろ!
という感じです。
前の例と似てますが、とっさのときには
アメリカ英語でこう長くは言いません。
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When somebody is doing their program, they have the right of way.
Hanyu’s coach, Brian Orser, thinks Ten was clearly at fault.
“When somebody is doing their program, they have the right of way,” the two-time Olympic silver medalist said. “That’s a simple unwritten rule.
“Everyone kind of has their gameplan, they have a set routine, and when it gets interrupted, it sort of throws everybody for a loop,” he continued.
この部分で羽生選手のコーチの発言があるのですが幾つかチェックしましょう。
“When somebody is doing their program, they have the right of way”
ここで最初に気がついて欲しいのはこの文章はかなりの確率で
似たようなものがトフルなどに出てきます。
典型的な間違いの文法です。
Somebodyは単数なので後のtheir, Theyは複数形なのでつかえません。
本場の英語での言い方だと、
“When somebody is doing his program, he has the right of way.”
“When somebody is doing his/her program, s/he has the right of way.”
などが文法的に正しくなります。
その他すべて複数形にすると、
”When others are doing their program, they have the right of way.”
ともなります。
テストではどちらもでてくるのでこの主語・述語の
パターンマッチはマスターしてください。
”The right of way”は先行権。
実際には誰かがプログラムで滑っているときは、その人を優先させる。
というような訳です。
本場のスケート練習場ではこれは暗黙のルール(Unwritten rule)に
なっており、まわりの人達は通常端に避けたりします。
“Everyone kind of has their gameplan, they have a set routine。。。”
またパターンミスマッチです。
ここでは正確にはtheir、theyはつかえません。
“Everyone kind of has his gameplan, he has a set routine。。。”
となるのが正しいです。
アメリカの口語英語ではこれらのミスマッチで話すひとは
とても多いです。
つい言ってしまいそうな感じですね。
コメントの一つにこんなのもありました。
keylife2014
April 1, 2016 at 8:17 AMNobody is at fault. Neither Denis nor Hanyu are guilty.
Nobody is at fault.は文法的にただしいのですが、
次でまたミスマッチになってしまいます。
”Neither Denis nor Hanyu are guilty.”
Neither norとEither orはこの場合は単数で使っているので、
”Neither Denis nor Hanyu is guilty.”
が正しいです。
最後に
”羽生結弦のデニステン妨害事件から学ぶ難しい英語を2分で!”いかがでしょうか?
これからも羽生選手にはぜひ頑張ってもらいたいです。
英語は奥が深いですが、今回の内容はしっかり頭の角においておきましょう!
こんなのも読んでみませんか?
Youtubeから羽生選手のボストンでの滑りです。
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