去年の11月28日に現在の会社に入社した。もう丸々1年経ったことになる。この会社は大学で前に教えていた生徒が働いているところ。現在このサポートグループの頭やってる。。。また、うまい具合に去年の今頃、人が足りないので優秀な( ほんとか? )人材を探してたらしい。不運か幸運か、すべてがかなりすんなり行って、入れた。。。ただ、運がいいとしか言いようが無い。。。
というのは、結構前の会社から移るのに重大な選択を迫られたから。
前の会社の景気はかなり悪くて(まあ、どこのIT企業でも同じだけど。)、レイオフ(解雇)をかなりしていた。僕の場合は過去2年の間に6回くらいレイオフの波を逃れた。これも運がいいとしか言いようが無いかも。
こうなると会社の雰囲気は最悪状態。皆モチベーションが無くなった人形の様。ほかの仕事を探して止めるのもいたけど、ほとんどはレイオフされるのを待ってたみたい。最終的にその後半年まだレイオフされないで働いていた人たちは、他の会社にアウトソーシングされることに。これは結構このごろ口にする専門用語だから、注目。英語でOutsourcing, Out + Source + ing。外側に移行すること。すなわち、IT業界では他の会社に委託すること。
このときの僕の問題は二つに一つを取らなくてはならなかったこと。(正しい選択の記事読んだ?)
1.レイオフかアウトソーシングされるのを待つ。
2.レイオフかアウトソーシングされる前に他の会社に移る。
これ、結構厳しい選択。どうしてかっていうと、1を取るともしかしたら、退職金に似たような物をもらえたかもしれない。前の会社で8年ほど働いたから、金額的に結構多額。でも、これを取ると、レイオフかアウトソーシングされた後の仕事の保障が無い。3人子供の家族を食わせられないとなるとこれまた、問題。
2を取ると退職金はパー。ゼロ。でももう少し長い時間(それほど当てにならないけど)仕事にありつけるかもしれない。
あなたなら、どっちを取る?
僕の場合は結局2を取った。1はリスクが大きすぎると思ったから。この選択も今考えると間違っては無かったと思う。(でも、当ってたと言えるかどうかちょっとわからん。)
残念なのは、前の会社で最終的に残ってた人たちはとても優秀なエンジニアだったこと。ドイツやシンガポール、また世界各国のサポートの人たちと仕事もできた。まあ、しょうがないけどね。
現在の会社は従業員の待遇がとてもいいので好き。仕事自体もやりたいことやってるし。特に1日2回、窓際でグループの人たちとストレッチ運動をするのがいい。こんなことする会社って結構あるのかな?
今日のパイクスピーク(PikesPeak、ロッキー山脈の一部)はこんな感じ。また雪降るぞ!