今日、一時的ですが、このブログが留学ブログランキングで第9位に上がりました。これから先は未知の領域です。。。応援どうもありがとうございます!今日もよろしくお願いします。
さて、今日はCD Ladder編。CDとはCertificate Of Deposit、すなわち定期預金のこと(音楽のCDだと思った人、手上げて!(笑))。そして、Ladderははしご。よって、定期預金のはしごだ。
これを有効に使うとタダで比較的楽にお金が入ってくる。
どうやる??
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アメリカではオンライン銀行がとてもさかんだ。というより、オンライン銀行を使わないとかなり損をすることがある。
僕は2000年ごろから、オンライン銀行を使っている。2000年というのはアメリカでもオンライン銀行が出てきて間もないころであった。
もちろん、最初のうちはオンライン銀行は安全なのか、などいろいろ疑問があった。
そのため、コロラド大学ボウルダー校テレコミュニケーション科のキャプストーンの論文の一部において、”Online banking and electronic bill presentment and payment are cost effective.”という題の文章を書いた。これは直訳で”オンライン銀行と電子請求書支払いはコストを節減できる。”というような内容だ。
この文章ではオンライン銀行の安全性も多少書いてあるので、興味があれば見ていただきたい。
ところで、今日の本題はCD Ladderとは何か、どうやるかだ。
Bankrate.comと言うサイトがある。
このサイトではいろいろなオンライン銀行の利子の割合や、ローンの率などを集めている。とても有益な情報を提供してくれる。
とりあえず、CDのところへ行ってみると、現在の3ヶ月定期預金の利子の割合が出てくる。
最低限の価格はいろいろなので(500ドルから)、自分の預金額にあった、そしてできれば3つ星以上のオンライン銀行を選んだ方がいい。
これで、基本的なCDについては利子と銀行の情報が得られる。
次にLadder、はしごのことだ。これは基本的にすべての預金額を一定の期間定期預金に預けるのではなくて、何等分かして、違った期間の定期預金にすることだ。
たとえば、1500ドル預金したかったとする。もちろん、長い時間(10年以上)の場合はMutual Fundなどに投資した方がいいと思うが、短期間で確実な利子が欲しい場合はCDにしよう。
このような感じにする。
500ドルを1年間の定期預金にする。
500ドルを2年間の定期預金にする。
500ドルを3年間の定期預金にする。
これで1500ドルだ。また、このCD Ladderの周期は3年である。(一番長い定期預金の時間と同じ。)
そして、定期預金が満期になるごとに3年の周期で定期預金を組み直す。
こうすると、毎年少なくとも500ドルが手元で使えるようになる。もちろん、そのとき使う必要がなければ、もう一年待てばいいのだ。
この一年一年の方式が何かはしごのようなので、CD Ladderという名前が付いたらしい。
オンライン銀行の利子というのは普通の銀行に比べ高い傾向がある。また、すべてブラウザで口座のチェックができるので、便利だ。安全面もかなりハイレベルになってきているので、ほぼ安全といえる。
これは、今すぐ現金が必要でなくて、多少お金の余裕がある人に比較的簡単にもっとタダでお金を増やすコツだ。
では、どうしてCD Ladderをした方がいいのだろうか?
一番の理由は高利子をできるだけ維持できることだ。CDというのは長く置いておくと利子が高くなる傾向がある。そのため、預金額がすぐ必要でないのなら、多少のお金を長く定期にして、より良い利子をもらおうってわけだ。
中には1ヶ月の定期を高利子で提供するオンライン銀行もある。それなら、それほど長い時間でもないので、よりやりやすいかもしれない。
それでは、悪い点は何であろうか?もちろん、定期預金というのは投資の一部であるから悪い点もある。第一に利子でもらうお金というのは税金がかかる。そのため、利子の総額の70%くらいが普通の場合手に入ると考えれば良いだろう。税金がかかるということはSSN(Social Security Number)がほとんどの場合必要である。また、日本の定期預金のように期間以内で定期預金を解約すると多少の罰金があるところもあるので、前もって注意して、確認しよう。
CD Ladder。どうであろうか?
確実に利子を比較的簡単に、そして短期間にもらうには良いかもしれない。