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アメリカ高校で大学の単位をタダで取る秘密!AP以外?

投稿日:11月 4, 2016 更新日:

大統領選を数日後に控えトランプ氏の追い上げばかりニュースになってますが、サンダース氏が言っていたアメリカ州立大学授業料タダを自力でできるのかどうかチェックします。

不可能ではなさそうです。

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アメリカの高校で大学の単位?

アメリカの高校で大学の単位って一体可能なのでしょうか?

日本の高校生の場合は、僕が昔高校に通ってた頃は大学の単位をとるなんて夢にも思っていませんでした。

ですがアメリカの高校では、親の中で現在の高校の授業の内容が簡単すぎるという方も結構います。(それと言って、子供がスーパースマートというわけでもない場合も多いですが)。

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アメリカの高校は単位制で生徒が科目ごとに他のクラスに移り、大学とほぼ同じ様な形式を取ります。

単位制についてはここらが参考になります。

アメリカの高校
http://www.koukou-ryugaku.net/guide/us.shtml

アメリカの高校生活の実情!日本との違いまとめ11選
https://ryugakumagazine.com/usnews/5315/

 

最近のアメリカ高校の授業クラスはこんな感じになっています。

  • 通常クラス (GPA * 1.0)
  • Honorsクラス (GPA * 1.04比率)
  • APクラス (GPA * 1.08比率)

難しさは通常クラスー>Honorsクラスー>APクラスとなっていて、APクラスとなると学期末の試験で好成績をとるとアメリカ大学の中には大学の単位を与えるなんていうところもあります。

GPAはGrade Point Averageのことで通常はAグレードが4.0、Bグレードが3.0, Cグレードが2.0, Dグレードが1.0、Fが0.0の数字をつかってすべてのクラスのグレードアベレージを割り出します。

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通常はGPA4.0というとストレートAグレード、優秀な生徒の証になります。

ところがこれは通常クラスの場合でもっと優秀な生徒の場合、HonorsクラスやAPクラスをとり、この4.0GPAがそれ以上の比率(Weighted)になると言う場合もあります。

そのためWeighted GPAが4.0以上(Honors/APクラス含む)、Unweighted GPAが4.0というようなこともよくあるのです。

 

アメリカの高校で大学の単位をAPで

 

アメリカの高校で大学の単位をAPクラスでとると安上がりです。

というかほとんどお金はかからないと思います。学校にもよりますが、APクラスがないところもあるし、APクラスが50以上あるアメリカ高校もあります。

通常APクラスはその他のクラスと授業料の面ではかわらないので無料のところが多いと思います。

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詳しいことは他のサイトで細かく説明していただいているので参考にしてください。

 

アメリカでは、高校生でも大学の単位を取れる!特進クラス ”AP”ってなんだ?
https://collegino.jp/app/posts/213

アメリカの高校を卒業するのは日本みたいに簡単じゃない
http://americanteacher.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

 

とりあえずアメリカ大学ではAPクラスのスコアを大学の単位として認めてくれる大学もあるので、高校でAPクラスをとれるのであればできるだけ多く取るのがアメリカ大学の授業料を安くする第一歩になります。(トップランキング大学の場合はAPクラスによっては認めない所も多い。)

 

アメリカの高校で大学の単位をDual Enrollmentで

 

アメリカの高校で大学の単位をDual Enrollmentでとるという手もあります。

ここ2年ほど現在僕が住んでいる地区でも、高校3,4年の最後の2年をDual Enrollmentで大学の単位を高校の単位と両方に使うようにするという仕組みを始めました。。

これを使うと高校卒業時に短大卒業証書(Associate Degree)もいっしょについてきます。

結構お得という感じですよね。

子供にとっては大変そうと思いますが。

地元の高校でこういった制度があるかどうかチェックするのをオススメします。

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Dual Enrollmentの場合はクラスは近くの大学であるか、大学の先生が高校に来るなど数パターンがあります。

 

要注意なのは、このDual Enrollmentはほとんどの場合はある程度の授業料がかかるということです。

僕の地元の高校の例を取ると通常授業料の半分がかかります。

 

そのため普通の生徒の場合は州立大学の最初の2年の授業料は半分になる可能性があるので、人気があるように思えます。

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アメリカ高校の単位をすべて大学でとる。しかもタダ!

 

アメリカ高校の単位をすべて大学でとり、しかもタダにするという夢のような制度もあるのでここで紹介します。

僕の長女はこのプログラムを卒業し、長男も現在このプログラムに参加しています。

よって検証済です。

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色々説明が必要と思うのですが、とりあえずこのリストを見てください。

Top-performing schools with elite students
https://www.washingtonpost.com/local/education/top-performing-schools-with-elite-students/2016/04/12/1cd321d4-00d7-11e6-b823-707c79ce3504_story.html

 

このサイトではアメリカ高校在学中に大学の単位をとれる学校が一杯出ています。

すべての高校のサイトをチェックしてませんが、チェックしたところでは最低限でAPクラスに似たレベルの授業が受けられるようです。

あなたの州の学校がリストにある場合は是非チェックしてみることをおすすめします。

 

ではこういう高校に行くとどんな利益が子供(と親)にあるのでしょうか?

 

色々あります。

ここでは僕の家族の場合の利益の一覧です。

 

  • 高校3,4年の最後の2年はすべて大学構内の高校生寮に住み、大学のクラスをとる。
  • すべてのクラスは大学の単位をもらえる(大学生と同じクラスと高校生として取るため)。
  • 大学の単位をDual Enrollmentという形で地元の高校の成績表に移す。
  • よって地元の高校も卒業できる。
  • 60単位から80単位をこの2年間にとれる。(アメリカ大学では通常1年30単位をとる)
  • 授業料・寮・食事の費用はすべてタダ!(州がサポート)
  • よって州立大学に入る場合は入学直後に大学3年(Junior)。
  • あと2年で州立大学も卒業できる。
  • 大学院に入りたい場合は20歳以下で入学も可能。
  • また、州立大学(特に同州内)の場合はかなり高い確率で授業料免除の奨学金がもらえる(返済義務なし)。
  • 州立大学の中にはそのたの奨学金もあり、場合によってはFull Ride奨学金(すべて費用なし)ももらえる。
  • こうなると州立大学をDebt(負債)なしで卒業可能。
  • 大学に本格的に入る前にちょっと架け橋になるようなこの学校で学び、大学生活に慣れる。
  • 子供にお金の管理の勉強をしてもらう。
  • 洗濯も自分でしてもらう。
  • 大学の研究に参加できる。

などなど、かなりの良い点があります。

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悪い点は:

  • 家から離れて住むので多少心配。(上のリストの中には家から通う学校もあり。)
  • 学校が遠い場合は送り迎え(学校によっては月一で閉校の場合あり)が大変かも。ちなみに僕の場合はこの学校まで片道車で3時間!返ってきて6時間+、結構疲れる。。。
  • より生徒が優秀で、外交的でない場合は勉強がかなり辛いかも。もちろんかなり入るのが難しい。僕の州では毎年100人ほど選ばれる(州内の生徒から)
  • 地区によっては教科書代を自費で払う(僕の場合)。
  • 私立大学の場合は単位のトランスファーはまちまち。ほとんどトランスファー出来ない場合多し。
  • でもアメリカ大学ランキングトップ20以内の私立大学の場合はNeed based Scholarship(親の収入によってでる奨学金)がでるのでほとんどの場合は州立大学の通常費用より安くなる。

くらいです。

僕の子供達の場合は家から離れていても割と平気な方なので、また皆新しい友だちにも会え結構楽しんでやってました。(長女)

また、長男は現在地元の高校に戻るのは考えられないというほど楽しんでいます。

最終的に長女の場合は州立大学からはFull Ride奨学金が降りましたが、アイビー・リーグの1校に入学したので単位の方は1学期分くらいしかトランスファー出来ませんでした。

州立大学に通っていればもう今頃卒業という感じになっていたかもしれません。

 

アメリカ高校で大学の単位をタダで取る秘密?AP以外!最後に

 

アメリカ高校で大学の単位をタダで取る秘密?AP以外!”を最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

アメリカ大学の授業料が高くなり続ける中、アメリカ大学の単位を高校生の時にできるだけ安く取るのはとても重要だと思います。

是非どんなオプションがあるのかチェックしてみてください。

 

こちらもオススメ!

アメリカで成功する秘訣」 一覧

 

こんなのも読んでみませんか?

 

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Profile Image 皆さん、こんにちは!管理人のマサルです。横浜生まれ、横須賀育ち。アメリカ移住22年目。いまだになんとかやってます。ということでアメリカ移住での成功の秘訣情報を流す決意をしました!

ちなみに僕の今までの状況を言いますと、2007年後半に10年以上滞在したコロラドスプリングスからシンシナティーエリアに引越し。コロラド大学ボウルダー校大学院、テレコミュニケーション科修士課程終了。同校コンピューターサイエンスインターナショナルビジネス・マーケティング科学士課程終了。1998年までに同校初のコンピューターサイエンス科を含む日本人二重専攻達成。アリゾナ州立大学院MBA終了。

ルーセントテクノロジー、MCI、HP、アジレントテクノロジー、インテルなど大手企業でエンジニアとして働く。片手間に国際アメリカ大学(NAU)、コロラド技術大学(CTU)の教授として、コンピューター関係のクラスを6年ほど教えた経験あり。某メーカーでロボット工学エンジニアとして勤務後、アメリカ屈指の子供病院にて、リサーチIT部門でpetaバイトスケールのデータストーレジ責任者に。現在は子供達のアメリカ高校教育、アメリカ大学進学、またステム教育に興味。ってな感じです。

ビジネス英会話、アメリカ大学入学など、アメリカ移住で経験した役に立つ情報満載、これからいろいろ紹介したいと思います! 何か悩みごとや知りたかったことがあったら是非コメントくださいね! どうぞよろしくお願いします。

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