アメリカで成功する秘訣

チャンスはそこらじゅうに転がっている編

投稿日:1月 5, 2007 更新日:

ロラドで1月4日というのは忘れらない日だ。95年のこの日、僕は現在のWifeとボウルダー市で入籍した。僕は若干21才のまだコロラド大学ボウルダー校の学士課程に在籍していたときである。彼女は同校大学院のピアノパフォーマンスを専攻しているときであった。もう12年も前の話である。
一体僕は正気であったのか? それとも??


クラスのアメリカ人の友達はこう言った。
「結婚なんかたいしたことないよ。最初がだめなら、離婚して次の探せばいい。嫌いになったら一緒にいる必要ないよ。」
は、は。。。これは離婚率50%のアメリカでは当然の考え方かな。 がく〜(落胆した顔)
「日本人はそうじゃないんだよ。」と、言い返したが理解に苦しんでいるようだった。
僕のWifeは日本人ではない。韓国人である。韓国で生まれ中学の時にアメリカ人のお父さんに連れられて、アメリカに来た。彼女はハーフではなく純粋な韓国人だ。韓国語をもちろん流暢に話す。
戦時のことに詳しい人は「どうやって韓国人と結婚したのか?」とよく聞く。
もちろん彼女が彼女のお母さんに話したときは「No Japanese!」と言われたらしい。戦時を体験しているからだ。
彼女は3歳年上。彼女はどうして年下の学生の僕と結婚する決心をしたのか。彼女は正気だったのか?
彼女は僕に「可能性を見つけた。」と言った。これは僕のTOEFLの点を見たときから始まったらしい。それほど自慢できる点数ではなかったが、一流大学院に楽に入れる点数で(多分超一流はだめだったと思うけど)、日本にあるアメリカの大学在籍中に2000人の生徒の中で1,2を争う点数であった。
また、2重専攻していたこともあり、「がんばり屋」であることを察したらしい。
彼女も大のがんばり屋である。大学時代はピアノ専攻で、授業料はすべて奨学金から払ってもらった。ピアノ専攻の生徒の中ではいつも発表会で1等賞の実力者であった。高校の時からピアノを生徒に教え始め、一時期40人以上の生徒と自分のスタジオをもち、フルタイムでピアノを教えていた。
父に彼女を紹介したときに「人生の中で何度か結婚対象になる女性に会うと思うけど、彼女はその一人かもしれないね。」と、彼は言った。
12年経った今も、僕は全然後悔していない。いままでの成功のことを考えると、正しい選択をしたと言える。
どんなことにしてもそうだが、チャンスというのはそこらじゅうに転がっているものだ。
僕はどうして日本にあるアメリカの大学へ行ったか?
高校2年の英語教師は僕がそれを進学カウンセリングで伝えた時、猛反対をした。浪人してでも、日本の大学へ行ったほうがいいと。
どういった理由で言ったのか聞かなかったと思うが、僕が高校時代の90年代前半というのは留学するのが今ほど流行っていなかったし、そうして成功した者の前例が僕の学校ではなかったからだと思う。
結局3人ほど僕の学年で日本にあるアメリカの学校へ進学したのがいた。僕を含めてである。後の二人は今何をしているか分からないけれど。
この選択も周りからみればかなり無謀と思われたかもしれない。
21歳で結婚するのとほぼ同じだ。 わーい(嬉しい顔)
日本にあるアメリカの学校へ進学したのも、父の助言のおかげだ。彼はアメリカ外資系の会社とよく取引があったし、アメリカにもよく来ていた。英語もとても流暢だ。僕が生まれたときにもアメリカにいて日本に不在だったと言う事実は今になれば笑えるかな。。。母にしてみれば災難だったと思うけど。
そして、「日本の大学へ行くのなら、アメリカの大学へ行くのもひとつのオプションだ。」と父は言った。
僕もとりあえず無謀(!?)に挑戦する姿勢があった。やればできるとなぜか思っていた。
もし、僕がそう考えなかったらどうだったろう? 日本の大学へ行って、普通のサラリーマンになっていたかもしれない。
人間、頑固はやめて、心を開くことがとても大切だ。 You have to be open minded. これもよく言われる英語言葉の一つである。また、心を開くことがあなたを柔軟にし、あなたはあらゆる環境に適応できるようになる。
僕にはこれらのチャンスを選択する義務があった。
チャンスというのはどこにでも転がっているものである。 何に関してもだ。
また、これらのチャンスは気をつけて見ていなければ、あなたはその横をただ通りすぎてしまうだろう。
そのチャンスをつかむ勇気があるか、姿勢があるか、気持ちがあるか。すべてはそれにかかっている。
あなたも、身の回りを見回してほしい。チャンスが何個探せるかチャレンジしてほしい。そして、そのチャンスはあなたが欲しい物なのか考えて欲しい。欲しいなら、どうやってそのチャンスを獲得するのか考えて欲しい。
考えて欲しい。
ちょっと考えるだけで、あなたの周りの空気は突然変わるかもしれない。そして、その変化を楽しんで欲しい。
「成功」の言葉がすぐそこに転がっているのが見えますか?

-アメリカで成功する秘訣
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執筆者:


  1. misaki より:

    マサルさん、いいお話ですね。
    私も後悔しない人生を送りたいと思っています。
    今年もよろしくお願いします。

  2. 結婚12周年ですね。
    おめでとうございます。
    結婚はそれぞれに、それぞれの形があると思うのですが、私のように異文化の者と結婚していると時に戸惑うことも結構あります。
    そうですね。
    結婚は自らの覚悟で築き上げていくものですね。
    日々、チャレンジです。
    ところで、全く話は変わりますが、GmailDrive、便利ですね。
    利用させてもらっています。
    情報ありがとうございました。

  3. マサル より:

    >>Misakiさん、こんにちは!こちらこそ今年もよろしくおねがいします!
    >>Mrs.ドルフィンさん、こんにちは!韓国の文化というのはアメリカと比べると日本に似ているので一緒に住みやすいと思います。僕は韓国料理が好きなので、よかったです。(笑)そちらも、国際結婚がんばってください!
    それでは、また!

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Profile Image 皆さん、こんにちは!管理人のマサルです。横浜生まれ、横須賀育ち。アメリカ移住22年目。いまだになんとかやってます。ということでアメリカ移住での成功の秘訣情報を流す決意をしました!

ちなみに僕の今までの状況を言いますと、2007年後半に10年以上滞在したコロラドスプリングスからシンシナティーエリアに引越し。コロラド大学ボウルダー校大学院、テレコミュニケーション科修士課程終了。同校コンピューターサイエンスインターナショナルビジネス・マーケティング科学士課程終了。1998年までに同校初のコンピューターサイエンス科を含む日本人二重専攻達成。アリゾナ州立大学院MBA終了。

ルーセントテクノロジー、MCI、HP、アジレントテクノロジー、インテルなど大手企業でエンジニアとして働く。片手間に国際アメリカ大学(NAU)、コロラド技術大学(CTU)の教授として、コンピューター関係のクラスを6年ほど教えた経験あり。某メーカーでロボット工学エンジニアとして勤務後、アメリカ屈指の子供病院にて、リサーチIT部門でpetaバイトスケールのデータストーレジ責任者に。現在は子供達のアメリカ高校教育、アメリカ大学進学、またステム教育に興味。ってな感じです。

ビジネス英会話、アメリカ大学入学など、アメリカ移住で経験した役に立つ情報満載、これからいろいろ紹介したいと思います! 何か悩みごとや知りたかったことがあったら是非コメントくださいね! どうぞよろしくお願いします。

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