昨夜はカブスカウトのキャンプがあった。
「12月のこの寒いコロラドでキャンプするの?」と自分でもひっくり返ってしまったが、とりあえず外ではないらしい。(外では夜はもちろん氷点下。)
へそが見えてるぞ~~~、へそが(笑)
キャンプは小学校の体育館で。(あ~、よかった。凍らないですむ。。。)とりあえず、外でやるキャンプのようにテント、寝袋、その他もろもろ、持って行った。
このままでは何も面白くないのだが、夜7時ごろにカブスカウト全員で近くのナーシングホーム(Nursing Home)へ行った。これは日本語でなんというか知らないけど、とりあえずとても高齢の人達が自分の家に住むのではなくて、世話をしてもらえる施設に住むところ。
何をやるかというと、みんなで一部屋ずつ回って、クリスマスキャロルの歌を歌ってあげるの。
「クリスマスキャロルの歌ってどんな歌?」
たとえば、ジングルベルだとか、サイレントナイト、サンタが町にやってくるなど、クリスマス関連の歌のこと。
この施設に住んでいる人は言ったとおり、とても高齢。皆90歳は超えてるかな。車椅子に乗ってる人ばかりで、酸素を管で吸っている人もしばしば。
これらの人の反応を見るのがとても興味深い。
ぼくは施設に行って歌をうたうの初めて。(もちろん息子も。)
息子も興味深かったらしく、列の一番前で歌ってた。
中には、車椅子に乗ってまったく反応を示さない人(反応できないのかもしれない。)、指揮を手を回して始める人、一緒に歌い始める人、ただ聞いて涙ぐむ人、などなど反応いろいろ。カブスカウトでは毎年この時期行くみたいで、これを楽しみにしている人たちもいるみたい。
次の人の所へ行く前に「メリークリスマス」と言って、その次へ。今回僕達は施設の3階の部屋(全部で20部屋くらいかな。)を全部回って帰ってきた。
有難いと思われているのが手に取るようにわかって、これは結構感動もの。 なかなか良かった。自分がこの年になったとき、小さい子供にクリスマスキャロルを、たとえ年一回でも歌ってもらったら、やっぱりとても感謝するだろうな。60年後のことを一瞬考えてしまった。。。
日本のカブスカウトでもこんなことやるのかな?